マニアックな 京都散策に~。


 

京都 2日目。

 

Yちゃんの体調が心配だったけど

少し回復したらしい。。。  ホッ。

 

勝手に 計画立てていたので

  それでは 予定通り決行~! ということに。

 

昨日の京都は お天気いいけど

体の芯まで冷たくなるような 底冷えの一日だったけど

今日は どうやら 大丈夫~ ♪♪♪

 

昨日の早朝 米子は 一面真っ白だったけど

やはり

ローブスのコットン地のスプリングコート着て

ファリエロのストール巻いてきて大正解だった。。

 

当店のお客さまでも やはり オシャレさんは もう春の装い

 

京都でも 同じくそうだった。。。

 

すれ違うオシャレな人は 多少の寒さなら

工夫して 春に向かって着こなし始めていらっしゃる。

 

 

 

今日は 建仁寺周辺を攻めようと

昨夜歩いた 四条大橋を渡り 右に(南)向かう。。。

 

花見小路の華やかなストリートより

  路地裏を歩いた方がおもしろいと 意見一致で

   地味な 地味な 通りを楽しむように歩いたら

           和菓子屋さん発見!!

 

 きっと 私のような和菓子好き以外の人は

  民家のようなこのお店

     気づかずに通過する方の方が多いはず。。。

 

「ちょっと 入ってみたい!」と 私が言いだし

小さな 小さな お店に入ったら きれいな生菓子やら

カワイイ干菓子が並んでる。。

  もちろんお買い上げ~。

 

    現在 このブログアップしながら 3個ペロリ~!

      まだ あと2個あるもんね~。

左は 外郎で 「梅衣」

真ん中 は 奄美大島の黒砂糖で 「鳥羽玉」 ← これメチャウマ!

右は 練りきり餡で  「引千切」

 

菓子名は 覚えて帰ると

 季節感さらにアップし 味わい深い。。。

 

「写真 写させてもらっていいですか?」と 聞くと

「どうぞ~」 と言ってくださり

この菓子の木型を パチリ。

 

これ 欲しいんだわ~。

以前 上七軒の 「老松」で 生菓子を作りに行った時も

店内に これがあって 欲しかった。。。

 

いつか 東寺の弘法市で ゲットしようかな。。

 

「何にする?」 「ただ欲しいだけ~」

 自問自答で またモノが増えてしまうのに

   反省の色なし。

 

後で わかったけど

ここが あの 「鍵甚良房」 だった。

 

京都の料亭の女将さんや

京都在住の エッセイストの麻生圭子さんのオススメのお店。

 

こんな 静かな通りにあったんだ。。。

 

似たような店名の 名店「鍵善良房」は 高台寺や 祇園にあるけど

ご親戚か 暖簾分けなのかな~と 推測。。。

 

大抵 京都の生菓子は 1個 350円~500円近くする。

でも ここの 鳥羽玉は 50円。

他の生菓子も240円と 米子価格で 京都にしては安かった。

 

メインストリートから かなり入り込んだ場所だけど

和菓子好きなので 絶対ここまで買いに来ようっと!

 

 

今回は  源氏の血が流れる (かなり薄まっていると思うけど?)

このYちゃんには悪いけど

平安時代には 平家一門のお屋敷が並んでいたという

六原(ろくはら)あたりに行きたくて

まず 六波羅密寺 (ろくはらみつじ)に。。。

 

 

とってもわかりやすい性格で

今年の顔 平清盛の資料を読んでいくうちに

 行きたくなったという 単純明快な行動。。。

 

ここには 空也上人が 口から6体の阿弥陀仏を吐き出す立像や

清盛坐像など 運慶などの名仏師の重要文化財の仏像が拝観できます。

 

 

そして 願い石 。

 

右の文字が刻んである石を 願い事を唱えながら3回 回すと

願いが叶うという。。。

 

実際まわしてみると

願い事唱えるより 何回回したのか 回数数えるのに必死!

タイムリーなせいなのか

平日でも バスツアー客の方が ドドド~っとお参りなさっていて

賑わっていた。 土日なら どんなに多いことか。。

 

 

そして

六道珍皇寺 (ろくどうちんのうじ)へ。

 

ここからは

京都の華やかな部分に 隠れているちょっとだけ怖い裏部分。。。

 

この石碑の 「六道の辻」とは

 あの世とこの世の境目のこと。。。

 

そして あとで気が付いたけど

 今日は おばあちゃんの命日だった。

 

おばあちゃんっ子だったくせに うっかりしてた~。

 

   そんな日に訪ねるとは  なんだか妙な気分。。

 

 

平安時期の建立で  建仁寺の塔頭なのに 神社のような朱塗り。

そして ここの奥には

冥土に続く隠し通路があるらしい。。。。

 

そう 格子窓をのぞくと 右端に井戸が。。。

 

一番手前には 水琴窟があったけど

   残念ながら あの澄み渡るような音色は聞こえてこなかった。。。

 

 

平安時代  小野篁(おののたかむら)という人がいて

お昼は 朝廷で 嵯峨天皇に仕え

夜は 冥界で 閻魔大王に仕えていた という。。。

 

 

遣隋使を務めた小野妹子の子孫であり、

世界三大美女の小野小町の祖父であり、

百人一首にも登場する歌人としての一面も持つ人物なのであります。

 

この小野篁は この奥の古井戸から 冥界に出入りしていた 

伝えられているのです。

 

ここは 昔 葬送の地と言われ

ここで 最後のお別れをして  (あの世とこの世の結界)

これから先は専門の人が

鳥辺野 (とりべの)まで運んで行き 置いて帰っていた。。。

鳥葬 とか 風葬 とかしていたらしいのです。

 

「〇〇野」とかいうように 「野」が最後につく土地名は

大抵が 葬送地だった場所だそうで

 

嵯峨野の「化野」もそうらしいし

     「紫野」もそうだったらしい。。。

 

ブログでは 京都のイメージが変わってしまうので

これ以上は 書き辛いので

 裏京都 知りたい方は 直接 お話いたしますね~。

 

 

さて この六道珍皇寺

 京都は お盆には 「六道まいり 」で賑わい

 ご先祖さまが 迷わず帰ってこれるように

冥土まで聞こえるというここの迎鐘をつき

 

五山の送り火は 冥土に迷わず戻れるようにと

   一種のサーチライトのような役割。。

 

おばあちゃんの命日にあたり

   今日 ここを訪ねることになったのは

      何かが 繋がっているような気持ちになりました。。。

 

 

そして

建仁寺を通り抜けして

  ’このお堂は 先日お亡くなりになった 日本画家の小泉淳作さんの

 龍の天井画が描かれてあって 昨年訪ねたばかり。

 

 

途中  歩きながら

民家に混じって 点在している

  いろいろなお店を眺めながら歩いていくと。。。

 

 

神具店」を 見つけ

 

Yちゃんに

 

「ねえねえ 今朝 ホテルで観ていた

  あの「となりの人間国宝さん」に出ていた

   神具の仕事の跡継ぎの話してたけど きっとこんな仕事だよね~。」

 

そういいながら お店の中をのぞくと

  キャ~~!!!

 

  やっぱり今朝 円広志さん 

   関西テレビの番組 「よ~いどん」 という番組の中で

  「となりの人間国宝さん」というコーナーで

 

   インタビューされていた女性が  私たちの目の前に~!!

 

  この女性、 神棚などを作る神具店の 何代目かの跡継ぎで

   訪ねてきた円広志さんに うま~く絡みながら

    楽しい会話をなさっていた カワイイお嬢さん。

 

 ホテルで 2人で 「大変だよね~ この仕事。。」と

   話していたのは 1時間前。。。

 

その人が目の前にいらっしゃるので

  「さっき ホテルで テレビで拝見したばかりです~!」と

   興奮気味に お話したら

   ちょっと照れながら 微笑んでくださり

      ナチュラルでステキな 京女サンでいらっしゃいました!

 

 Yちゃん

「びっくりしたわ~。

   昔から ホンマ いつも 何かが起きるね~」 と。

 

そんな話をしながら  地味な通りを歩いていくと

  またまた

   「あれ~? この店なんだか 松山ケンイチ」が

     おいしいと言っていたお店だと思うけど~」

 

TVなのか なんなのか忘れたけど

   大好きなコロッケのお店があると言ってたことを思い出し

     小さな間口のお店のドアを開けると

      やっぱり。。。

 

   松山ケンイチさんのサインが。。。

 

   揚げたてのコロッケ 2個買って また歩き出す。。。

 

 

この六道近辺

とっても地味な通りだけど 結構楽しかった。

 

ろうばいの花が咲き

 

Yちゃん お気に入りの秘密の路地には

    杉苔が生え

 

 

コウヤマキ や シャクナゲの苗が植えられ

   ステキな小道を 教えてもらった。。。

 

そして ここにも立ち寄って。。

  安井金毘羅宮。

 

この穴を 前からくぐると 悪い縁を断ち切り

後ろからくぐれば 良縁が。。。

 

男女の中でなく

  商売 病気など いろんな縁を繋いだり 切ったり。。

 

願い事を紙に書き込んで  それを貼り付けて。。。

 

キャピキャピのギャル(?)たちが

   にぎやかに 潜って大騒ぎしていらっしゃいましたが

 

なんだか わたしには このドームが

  おどろおどろしく見え

 潜るお若い娘さんたちを 眺めるだけに。。

 

境内には 絵馬の博物館があり

  昔の絵馬が外に展示してあり 興味深い。。。

 

 最近の絵馬 漫画チックなので

   昔の方が ステキ。

 

 

 

さて  今日の 一番の私の目的。

   まだ 達成していない。。。

 

      一番最後に行こうと

        やっと その場所に向かい始めたのでありました。。。

 

   狭い範囲だけど かなり あちこち歩きまわったけど

    全然 足が疲れていない。。

 

   やっぱり ジム通いのおかげだよね。と 2人で頷く。。

 

   さて その先は

        次回ブログにて~!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 












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