新緑の
伊勢神宮に お参りしてきました。
朝 6時過ぎに出発し
伊勢に着いたのが
6時間半後。 ふぅ~。
直前まで 車で行こうか迷ったけど
車でも おなじくらい時間がかかるので
楽ちんな方を選択したのはいいけれど
伊勢に着いてからが
離れた 別宮にお参りできづらく
今回は かなりバタバタとしました。
しかし
ずっと 乗ってみたいとおもっていた 「しまかぜ」。
時期によっては 何か月先まで満席なので
近鉄難波駅の窓口で
「しまかぜ」 空いてますよ!と言われた時
即座に 「それ 乗りたい!!!」
一日 一便だけの 運行なので
このチャンス 逃すわけにはいかない!
ゆうべ 空席チェックしたら満席だったのに
キャンセル出たのかな?
ラッキーな スタートを切ることができました。
伊勢 鳥羽 賢島 という路線なので
乗客は ほぼ おじいちゃん おばあちゃん。
このしまかぜ グリーン車レベルなんだけど
850円 払うだけで
(乗車券と 特急券と しまかぜ代金
全部で 片道が4000円くらい)
2時間の旅が かなりデラックスに!
スイッチひとつで エアークッションが出て来て
マッサージしてくれるので とっても気持ちよかった。
フットリフトもあるし 至れり尽くせり。
展望デッキや カフェもあるんです。
景色を眺めながら
コーヒーや ケーキどころか
伊勢の名物料理まで食べれるとあっては
2時間の間に 行ってみなくちゃ。。。
と 思っていたら
通路側の隣の席に オジサンが座ってきて
いろいろ話しかけてこられ
2時間 そのオジサンと
結局 しゃべりっ放しになるハメに。。。。
どうやら 大阪の 某旅行会社の方で
もちろん よく知っている大手の会社。
企画をするのに
しまかぜに乗って 賢島まで行かれるらしい。。。
このおじさん (とは言っても 私と同じくらい?)に
鳥羽の旅館のオススメやら
いろんな情報を 教えてもらい
私は 伊勢市駅で 下車。。。
結局 車内のカフェに行きそびれてしまった。。。
さあ
大好きな外宮から スタートします!
外宮の参道は 遷宮以来 すっかりキレイになって
おしゃれなお店が立ち並び
あのレトロな建物たちと入れ替わってしまった。。。。
昨年より またさらに 新しいお店ができて
食事するには 困らないほど。
昨年 お参りした時は
この場所で ロケがあって
たくさんの女優さんや 俳優さんに出会い ラッキーだった。
そして 知らない間に
ドラマ放送後にみたら
後姿で 映りこんでしまっていた。
さて
靴を履き替えなければ。。。。
伊勢神宮は 全部で125もの神社があって
3分の2は お参りしたけど
どの神社も 砂利道なので 靴が傷むんです。
これは 伊勢神宮の参拝用に買った
アルコぺディコのシューズ。
昨年も これを履いてお参りしたけど
軽いし 疲れないし レザーではないので
気軽に履けて 洗えるので とっても便利ですよ!
手水舎で 履き替え 歩き出す。。。
次の遷宮まで 静かに
その時を待っている新御敷地 (しんみしきち)
ずーっと先に 覆屋(おおいや)という
小さな屋根付きの建物が見えますが
この床下に 「心御柱(しんおみはしら)」が 納められていて
これは 神聖がゆえ
見ることも 語ることも はばかれるほど
20年に一度 秘儀によって 納められるそうです。
この心御柱について いろいろ耳にはしておりますが
果たして どれが真実なのか。。。
次の遷宮は ここにご正宮が 建てられるわけです。
このあと 現在のご正宮にお参りし
「ありがとうございます」と 日頃のお礼を述べる。
ご正宮は お願いごとではなく
感謝のお礼を述べるところということで
それを 知らない若い頃には
ずらずらと キリがないほど
あれもこれもお願いばかりしておりました。
外宮の中で お願い事を言える場所は
この 「多賀宮」 ですよ~。
これから 初めてお参りされる方は
ぜひ 覚えておいてね~。
その先に見える 正装姿の女性の方。
こういうきちんとした服装でお参りされるのが多いのも
伊勢神宮ならでは。
今回は
私は 白のキレイめなブラウスに
黒のワイドパンツで
まさに ママさんコーラス風 ?
風宮 土宮 にもご挨拶して 外宮をあとにし
200メートル離れた 外宮の別宮
「月夜見宮(つきよみのみや)」へ。
私は ここが大好き。
アマテラスさまと スサノオノミコト
そして この ツキヨミノミコト
3人が兄弟なのでありますが
ご存知でない方も 多いようですね。
夜の世界を司る 月の神様です。
そして ぐるーっと
伊勢市駅に戻って来て これで 速足で1時間ちょっと。
ここからは 内宮行きのバスに乗ります。
伊勢市で 菓子博が開催されているせいなのか
外宮の参拝客も
このバスも 普段にないくらいの混雑さ。
そして
途中下車して 「倭姫宮(やまとひめのみや)」
内宮と 外宮の ほぼ中間の小高い山の中にあります。
この伊勢の地に
神宮を創建した皇女であり
各地を巡って
宮中に祀られていた天照大御神の御鎮座地を ここに決めたという
功労者でもあり
私は 初めてここにお参りした時のことは
一生 忘れられないほど 不思議な体験をしたので
それ以来 必ず お参りするようになりました。
緑が 眩しいほど!
いい季節に お参りできました。
そして 再び バスに乗り
今度は 内宮の別宮「月讀宮(つきよみのみや)」へ
内宮まで あと2キロ というところで
バスを降り 10分ほど歩く。。。
ここには 3~4年ぶりのお参りですが
この通り 車でくれば スイスイまわれるのですが
電車できたら とにかく バタバタ。。。
レンタカー借りればよかった。。と 後から気づく。。。
4社並んでいるのですが
ここは
お参りの仕方に 順番があるので気を付けてくださいね。
一番奥から 2番目から
そして いちばん奥に。
それから
こちらに向かって 3番目 4番目と。。。
イザナギ イザナミ の
お社も一緒にあるのが特徴です。
さて
ここから20分また歩き
ああ もう少し〜!というところで
またまた大好きな 猿田彦神社。
高天原から
神々を案内して この地上界にお連れしたという
みちひらきの神様なのですが
なぜか 伊勢神宮の125社の中には 入っていないという。。。
同じ敷地内に
奥様の アメノウズメノミコトが祀られていますので
芸能人も よく こちらが芸能の神様ということで
お参りされているようです。
ご興味のない方には
今日のブログは 退屈なブログになったかもしれませんが
これから 初めてご参拝される方からの
リクエストだったので お許しくださいね~。
さて
足が 棒のようになりかけてきたところで
あと10分も歩けば 宇治橋が見えてくる~
そんな気持ちで どんどん歩く。
さあ 左に 宇治橋が見えてきた~!
というところで
反対側の 山側をみてください。
タクシーの待機所で
運転手さんたちが 大勢集まっていらっしゃいます。
そこを かき分け
というより 運転手さんたちは もちろんご存知ですから
さっと よけて 「ご苦労さま~」と
道を開けてくださいます。
そしたら
宇治橋を見守ってくださっているこの神社。
こちらも 摂社で
125社の中のひとつです。
ここも お気に入りの神社。
さあ
やっと 内宮へ。
鳥居の前で 一礼
そして 宇治橋を渡る。
古札を お返しして
また進み
五十鈴川の御手洗場(みたらしば)で
手を清める。。。。
ここも大好きな場所。
25年くらい前は
錦鯉で いっぱいだったのに
今は 一匹もいない。
私のPCの立ち上がりの画面は
毎年 ここを写した画像を
更新しています。
この横の 「滝祭神」も 見落とさないように~。
五十鈴川を守る 水の神で
「とりつぎさん」 と言われて
ここで 自分の名前を名乗れば
これから向かう ご正宮に取り次いでもらえるとか。。。
そして
米子を出てから
約10時間!!!
この場所に来たいがために
はるばるやってきた~!
内宮のご正宮で 天照大御神が祀られています。
今日のクライマックス!
これから先は 撮影禁止。
そして ゆっくり昇っていく。
白い御帳(みとばり) が見えてきた。。。
そして この布が ふわ~と舞い上がる。
ただ風があるので 舞い上がった。。。と言われれば
それまでだけど
アマテラスさまの前で
ただただ感謝の気持ちを込めて
手を合わせたそのタイミングで ふわーっと舞い上がれば
こみ上がるものがあるのは 私だけではないはず。
きっと私は
この白い布と 神様の存在を 重なり合わせて
それを感じたいがために ここにまた戻ってくるのだと
確信した。。。。
このあと すべての別宮をまわって
もと来た参道を戻り
これから おはらい町へ!
ふつう ツアーなどで
お参りされる方は 外宮とこの内宮で
そのあと お楽しみのおはらい町の
コースが多いかも。
ツバメが 今から巣を作ろうとしている時期で
目の前を ぴゅーっと あっちから こっちから
飛び交って その度に
声を出しそうになるけど ひとりなので ガマンガマン。
この通りのお店は ほとんどと言っていいほど
軒並み ツバメの巣があります。
赤福の本店も もちろん!
こんな立て札がありました。
赤福本店で ひと休憩もいいけど
五十鈴川カフェも いい感じで おすすめです。
しかし 私は このお店
去年 見つけていたので
初めて入ってみた。。。。
漆塗りのカウンターで
お庭を観ながら
冷たいお抹茶をいただく。。。
はあ~ やれやれ。
この時点で もう17時前。
米子まで帰るには
内宮を15時半には 出なきゃいけないけど
今日は 大阪泊まり。。。
もう ここで 夕食食べて帰ろうかなあと思いたち
いつもの「すし久」へ。
お昼は ひとが溢れかえって
なかなか席につくのがやっとだけど
この時間なら と入ると
だあれもいない。
もうこんな時間だからね~。
てこね寿司のセットを注文し
やっぱり カツオ おいしい~と
大満足。
18時前となり
これは いくらなんでも帰らなくちゃ。
大阪まで 2時間かかるし~と
表に出ると
えっ?
だあれもいない!
あらあら
さっきまで 行列だったカラアゲ屋さんも
閉まってる~!
いっそのこと 伊勢に泊まろうかと思ったけど
そうだ 大きな荷物は 近鉄難波駅のコインロッカーだ!
と思い出し
慌てて バス停に向かう。
いやいや その前に
誰も居なくなった 宇治橋に もう一度戻って
パチリ パチリ!
いつも この前には人だかりなので
今がチャンス!
宇治橋を渡れば
あちら側は 「聖域」となります。
橋に向かって
左側の 前から 2番目の
擬宝珠を触って帰ると
また お参りできるということですよ。
この2番目の中にも 神様いらっしゃるそうで。。。
でも 内宮までの大きな木の幹には
触ってはいけませんよ~。
抱きついてるひと よく見かけますが
NGでございますので~!
さて 宇治橋に別れを告げ
タイミング良く バスに乗れて
帰りは 宇治山田駅に。。。
レトロな駅舎です。
内宮からは 五十鈴川駅が近いけど
お土産屋さんが 何にもない駅なので
もうひとつ 大阪寄りの 宇治山田駅から乗ると
お土産屋さんが ある程度あるので
最後 電車に乗る前に お土産を買うことができます。
が、 18時30分にもなれば
がが~ん 売店閉まってしまって コンビニだけあいていた。。。
帰りは
いつもの 特急列車。
片道 3100円くらいです。
多分 全席指定。
帰りの列車は
寝ることに決めていたけど
うしろに 大阪のおばちゃん3人衆がいらっしゃって
自分たちのお葬式をどうしようかという
ディスカッション!
へえ~と 聞きながら
うとうとと寝てしまったけど
1時間後 目が覚めたら
今度は骨壺の話になっていた。。。
「真っ白が ええんやけど
やっぱり なんか柄でもないとなあ~」。
そして
終点 上本町に着く頃は
かわいい孫の話になっていた。。。
めでたし めでたし。
聖地から 禊ぎの旅(?)を終えて 帰ってきた大阪。
それはそれは
龍がいたかと思えば
カニもいる~!
ワンダーランドだわ~!
そして
またまた 旅先での満月。
そういえば
ツキヨミの神様 2社 お参りしたなあ~と
夜空を見上げる。
この時点で 21時前。
どーする私?
続く~!
ポートベロー 松江店
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