今朝は
オープン前に
お雛さまが たくさん飾ってあるという
安来のお寺に 見学に行かせてもらいました。
伊勢神宮や 福井の永平寺 や 金沢に 一緒に旅した
お客さまが
こちらのお寺と ご親戚ということで
ご無理を言って
朝早くから お邪魔させていただきました。
まず 大きな敷地で びっくり。
そして お雛さまに 大感動~!
お寺の奥様が つきっきりで説明してくださいました。
600年も前の 室町時代から続いているという
このお寺の 所蔵品です。
このお雛さまは 明治時代の頃のもの。
素晴らしいでしょう~?
「お顔」が 違う~。
着物も 時代が感じられますね。
キンキンギラギラしてないところが またいい~!
そして
こちらも ステキ!
島根県の方
特に 安来市の方は 地元なので よくご存知の
「青戸 慧(あおと けい)」さんの 作品です。
久々に 作品を目にしましたが
ここ山陰だけでなく 日本でも有名な作家さんですよ。
現在 加納美術館で
備前の山本陶秀さんと 青戸慧さんの企画展が
開催中のようです。
あの美術館には 開館したばかりの20年前に行ったきりで
遠のいていたけど
近いうちに行ってみようかな。
先日
うちの倉庫で見つけて 持ち帰った劇画タッチの安っぽい掛け軸
恥ずかしくなるわ~。
天神様もありました。
そして
私の持っている福島県の三春人形と一緒の
お雛さまも
飾ってありました。
どこで 買われたのか聞いてみると
やっぱり 私と一緒の
「米子民芸店」。
今は 閉店されたけど
好きなものが いっぱい詰まったお店だったんですよね~と
奥様と話が 大盛り上がり!
そして
さらに チョー盛り上がったのが
このお雛さま!
なんと! 倉吉のれんべいさん作の お人形!
奥に お内裏様と お雛さま。
そして 三人官女に 五人囃子。
そう 私は やはり お雛さまには
この三人官女と 五人囃子が 並んで 盛り立ててくれるがこそ
雛飾りだと思うのです~~。
れんべい情報の交換をし
私が買った 神戸のお店や 鳥取市の「たくみ」は
共通でしたが
わたしは 青森のギャラリーに 在庫があることがわかり
電話して送ってもらったほど れんべいファンだと アピール!
奥様は
わざわざ れんべいさんに会いに行った・・と アピール!
お互いの ファンぶりを 認め合い
もう 全国探してもないよね~と
なんで まだ 店頭に並んでいた頃 買い占めなかったのか・・・と
お互い 肩を落として 悔やむことしきり。。。
そして
ここからは 着物好きの方に 必見!
帯や着物も展示してあって
衣桁にかけてあったのに
着物全体の写真を写すの忘れてました。
100年前の振袖だそうで
もともと檀家さんであった方からの寄贈品だそうです。
東京の 某財閥の方からのものだそうで
この他 素晴らしものを たくさん見せていただきました。
シミもなく
今でも まったく問題なしで袖を通せそうなんですが
やはり 昔だから小柄な方が多いので
サイズが 小さいらしく
飾るしかないんだとか。。。
帯もたくさん 飾ってありました。
やっぱり 昔の着物や帯は
素晴らしい~。
最近の「古典柄」と 訳がちがう~ 格がちがう~。
こちらは
奥様のお嬢さんが ひと針ひと針 刺された刺繍帯。
こちらも お嬢さん作。
宝づくしの おめでたい帯。
これ欲しい~!!
何度か 欲しい~ 欲しい~を 繰り返す~。
時々 「持って帰りたい~」 とまで 言ってみた~!?
しかし 世の中 そんな甘いものではな~い!
そして
書斎に案内していただき
その部屋は まるで美術館!
ここからは やきもの好きの方 必見!
河井寛次郎さんの作品から
芹沢銈介さんの作品や
棟方志功さんの作品も~!
そして 棚にズラリと 花入れが並んでいて
「もしかして これは 河井久先生のですか~?」と
尋ねると 大当たり~!
最近 お亡くなりになられたのは知っていたけど
河井寛次郎さんが 大叔父にあたられて
昔は 松江でも個展をよくされていました。
京都かと思ったら
滋賀県で制作されていたんですね~。
センスのいいジョークを よくおっしゃって
お色気もあったりして 会話も楽しい先生でした。
素晴らしい水屋周りで
大興奮!
そんな立派な作品の中に
アジアの木製の壺もあったりで
これまた 欲しいものばかり。。。
うちの実家の断捨離では
いくら 探しても こんな素敵なもの出てきやしない。。。。
そして
お抹茶をいただき
ひとしきり 河井久さんの話で盛り上がったところで
ご本人のお抹茶茶碗で 一服 頂戴いたしました。
さすが 茶筅さばきも素晴らしく キメの細かいお抹茶です。
そして
桐の箱から 出てきたのは
河井寛次郎さんの 陶三彩のお皿。
箱書きも見せてもらう。。。
そして どんな時代の作品なのか
この新聞紙でわかる。。。
京都に行かれたら 五条の
河井寛次郎記念館 いいですよ~。
↓
7年前に行った時のブログ
https://www.portbelow.com/blogg/?p=1247
こちらも 河井寛次郎さんの作品で
食籠(じきろう)。
茶道などで 主菓子を入れたりするのですが
これは ちょっと大ぶり。
こちらは 河井久さんの作品で
このほか あまりにも作品が あちこちに展示してあって
写しきれず 撮影は断念。
全部 写して帰りたかったけど~。
いずれにしても
寄贈されたものが多いとのことで
県立美術館で 河井一族の展覧会でも開けるのではないかと。。。
素晴らしい 「用の美」。
出雲地方でよく言う 「目のお正月」を
させていただきました。
お寺の敷地が とにかく大きい。
向こうに見えるのは お茶室とのこと。
法要もできる部屋が 何部屋もあり
奥の 奥まで ご案内してくださいました。
胸いっぱいで 米子へと帰る途中
安来の 「道の駅」に立ち寄ると。。。
なにが 飾ってあるのかと思いきや
イチゴが名産の安来市。
なんと イチゴちゃんのドレス!
スタッフさんたちの手作りだとか。
フェルトで作られたイチゴが 350個!
そして
我が家にも 桜餅。
お雛さまにも どーぞ!
お二人に 何かあってはいけないので(?)
この後 このワタクシが 御毒見いたしまする~。
クレッシェントの夏物のご紹介
すみません、
こんなわけで 先延ばしになりました~。
次回は きっと!
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