シェムリアップ (アンコールワット編)


 

日本からの直行便がない カンボジアのシェムリアップ。

 

内戦、 地雷 そして 治安が悪い・・・

などのイメージが強くて

かなり 迷いに迷ったけど 2か月前に航空券手配し

ホテルは トリップアドバイザーの口コミを参考に

半月前にネットで申し込んだ。

 

関西空港から ハノイ(ベトナム)でトランジットを

変更して ホーチミン。

そして シェムリアップへ!

 

慌てて 米子を出たので

 服も 靴も そのままで空港に向かってしまった。。。

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この レザーのスリッポン。

10数年前の イタリアのポリーニ。

ヒットマンより お店でも取り扱ってましたが

私は 白と ベージュ 色違いで購入してました。

・・・・が、

かなり履きすぎて 2~3年もたたないうちに 処分してしまっていたところ

 

5月に 米子店で フリーマーケットした時に

ほぼ 新品で 1000円ちょっとで出品された方がいらっしゃって

即買いしました~!

 

飛行機に乗ると えっ? 雨?

いやいや 降っていませんけど~。

 

なんと 窓ガラスについたキズ!!!

  笑えた 笑えた!

 

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ホーチミンの空港に着き 2時間半待ちのトランジット。

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空港内の カフェで ひと休み。

今回は 空港から出ないけど

ホーチミンは ベトナム雑貨が全盛の10数年前

 2回 旅行に来てるけど

 その当時は 若い日本人観光客の女の子だらけのホーチミンでしたが

   ブームが去って 結構 年配の旅行客の方が 多いような。。。

 

フードコートで 軽く食事を。。。。

  べトナムなら やっぱり 生春巻きでしょ!

     フォーもいいかな。

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フレッシュハーブのアジアな香り

  ダイレクトに鼻を直撃~!

    異国に来たんだと 実感する。

 

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 時間つぶしに PC出して

  検索三昧。

 

ここまでは サクサクと WiFi 繋がったのに~。

 

そして 再び 飛行機に乗り カンボジアの シェムリアップへ!

 

1時間ちょっとのフライトだけど

  入国 出国カード 記入しているうちに到着。

 

 商業都市のホーチミンのこの風景が

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 あっという間に

  カンボジアのジャングルの風景に。。。。

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どんどん近代化しているアジアの各空港とちがって

 なんと ローカルで いい感じ~。

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カンボジアは 現在 雨期。

スコールは避けれない。

 

到着前に 降っていたのか 雨上がりで涼しかった。。。

 

シェムリアップに滞在中

毎日スコールが降ったけど

タイミングよく 雨でずぶ濡れになることなかった。

気温は 滞在中は 日本のほうが高かった。

 

言葉は クメール語。

日本語を話せる人には あまり出会えなかったけど

レストラン ホテル ショップでは ほぼ英語が通じる。

 

 

そして

シェムリアップの町には

  なんと タクシーがない!!!

 

移動は トゥクトゥクか

バイクの後部座席に乗る バイクタクシーか

一日 1ドル(USドル)で借りれる レンタサイクル。

それか 1日 車をチャーターするか。。。

 

初日に 偶然乗ったサムのトゥクトゥクがきっかけとなり

 この滞在を 快適なものにしてくれた。

 

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ホテルを出ても

  サムはどこ? サム~? と いつも目で探すと

   別に予約もしていないのに すっと現れて

    もの静かに ゆっくりと喋り出す。。。

 

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               (どこからか現れる サム)

 

他のトゥクトゥクのお兄ちゃんたちと

 サムは まるっきり違っていた。

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                  (夜の町を運転するサム)

 

寡黙で 運転は穏やかで安全運転。

 変な営業をしてこない。

 

大きな声でサム~! と呼んでばかりいたので

そのうち 周りのトゥクトゥクのお兄ちゃんたちが

 サムは そこにいるよ と教えてくれるようになった。

 

 もちろん

  アンコールワットにも トゥクトゥクで。

 

 ジャングルをを走り抜け 突如現れる

    アンコールワットには 大感動!

 

  2日続けて 行ったほど。

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これは ガイドブックから抜粋したもの

      ↓

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西門から入り

  周りは 環濠とよばれるお堀があり

  ヒンドゥーの宇宙観で

  環濠は 「無限の海」

 

それを取り巻く 周壁は 「ヒマラヤの霊峰」

五つの塔は インド神話で神々が住むという 「メール山」を

イメージして作られたといわれてます。

 

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  この参道は フランスや 日本によって 修復されたということ。

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もともと ヒンドゥの神様 ヴィシュヌが祀られていたそうですが

 王権がかわり 改宗などあって 仏陀も祀られていたりして

 それを追究したくなり

 「ディープ アンコールワット」という本で

  この2か月間 勉強もしてみたりしたけど

   頭の中を 通り過ぎて どこかに行ってしまった。。。。。

 

   しかも 家に忘れてきてしまったし~。

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このあと

 西門を抜け やっと 皆さんがご存知のこの光景。

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暑いけど かなり歩かなければなりません。

  ふう~~。

 

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第1~ 第3回廊 すべて壁面が レリーフで覆われ

ひとつひとつにストーリーがある。

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デヴァターという女神のレリーフも かなりの数で

  みんなが 触るせいで オッパイ 黒光り!

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    ※ 遺跡には 触ってはいけませ~ん!

 

 

 私が 一番興味あって

   絶対その場所に 身を置いてみたい思っていた場所が

    この第2回廊から登るこの傾斜70度の階段のうえの

      第3回廊。

 

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 下から見上げると

  こんな感じ!!!

 

  登れたとしても 高所恐怖症 降りてこれるのか~。

   くらっとする~。

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この上の 中央祠堂には

  今では仏陀が祀られてあり

   かつては

   神の降臨の儀式も行われていたそうで 神との交信の場所。

 

   上へ 上へとのびて 神に近づきたいという思いが

    この造りから伝わってくる。

 

階段下で 係りの人に 帽子を脱ぐよう注意された。

神域に入るから

注意されるのは 当たり前。

 

ノースリーブの人は ここでストップ。

露出度が高いから ダメ。

スカーフで肩や腕を隠しても 「NO!」と

断られていた 金髪女性 何人もいた。

 

誰も助けてくれないけど

 こわい こわいと 独り言言いながら なんとか上までのぼり

  中央祠堂が すぐそこに。。。

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なんとも 気持ちのいい風が吹いていて

 遠くまで続くジャングルも見える。

 

この場所で

韓国からきたというカップルと 言葉を交わし

きれいな英語で話す彼女

 とてもピュアな感じ。

 

 一眼レフのカメラで バシャバシャ写しまくっていた。

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この第3回廊を 回っているうちに

何度も出くわし そのたびに おしゃべり。

 

仏陀が祀られているところで

  またバッタリ。

 

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 この場所では さらに 服装チェックが厳しく

  階段は登ってこれても ここで またふるいにかけられる。

   わたしは 事前に調べていたので

   わりときちんとした格好で お参りしたので

   手招きされ  仏陀の正面で手を合わせてお祈りできた。

 

 この高さまであがり

 天界の演出たっぷりなこの造りの中で

 お祈りすると 自然に涙が溢れだしてくる。。。

 

  涙をぬぐっていると

   彼女が 寄ってきて 大丈夫?と 気遣ってくれた。

 

  そして このあと

   私は お先に階段を降りる。。。

 

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 どうやって降りればいいのか。。。

  すっごく怖くて

    なかなか決心がつかない。

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後ろのフランス人の男性が

 肩をポンとたたいてくれ ゆっくりで大丈夫!

  というようなジェスチャーをして 先に降りて行った。

 

しがみつきながら 下を見ないよう 横歩きでゆっくりと。。。

 

やっとの思いで降りたら

さっきの彼女

後ろ向きで降りてくる~。

 

その降り方 問題あり~。

余計に 怖い!

 

上の金髪のお姉ちゃん

笑っているではないの。

 

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下では 私の隣で座って休憩していた

 金髪のオバちゃんたちも

   心配しながら でも笑ってる。

 

みんなの注目を浴びながら降りてきて

   彼女に手を振り

  「コングラッチュレーション!」と 声をかけると

   その場にいた たくさんの人たち みんなも拍手!

 

 みんな知らない同士で 和気あいあい。

 

 この彼女と ここでお別れかと思いきや

  翌日 バッタリと 不思議な再会を果たしたのであります。

  それは 後ほど。。。

 

アンコールワットは

  きっと 一日眺めていても 飽きない気がする。

   翌日 忘れられず もう一度訪ねた。

 

   日陰に座って じーっと見ていたけど

   刻々と 表情を変えていく。。。

 

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     (黒い編み編みのシートは 修復中の場所)

 

  中央祠堂を眺めながら

  もともと あそこにヒンドゥーのヴィシュヌ神が

      祀られていたということだけど・・・

 

   太陽神と言われているヴィシュヌの神様は

    世界が危機に瀕したとき

     姿を変え 地上に現れ

      この世の人々を救ってくれるという。

 

   こちらが ヴィシュヌ。

   西門の塔の中に祀られていました。

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    太陽神なら アマテラス様と同じなのか~と

    ますます 身近に感じる。

 

     そんな神様がたくさんいれば

      この地球は 絶対大丈夫!

 

 

   うっとりと眺めすぎて 日が暮れそうになり

    西門に向かって

     何度も何度も 振り返りながら歩き出す。

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   ベッカムザルも いました。

      いや ハナワザル?

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   西門の参道を渡り終えると

     またまた サム~!!!!

 

   そして オールドマーケット ナイトマーケット パブストリートと

   旅行者が集まる 大賑わいのストリートへと。。。。

 

    出会う旅行者の8割以上が 欧米人。

     シェムリアップの夜は 想像以上にアツかった!

 

      それでは 次回に!

 

 

 












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