皇室ファンがお届けする(?)
「皇居参観」 のコース!
「皇居のブログは~?」と
何人かのお客さまから尋ねていただいてましたが
昨日も またお1人から お話があったので
よしっ それでは!と
張り切って 遠くなった記憶を辿りながら
みなさんが
少しでもご興味 持ってくださることを願って
綴ってまいります~。
いつか 機会があれば・・・と思っていたけど
先日の出張の際のオフの日に
ついに行動を起こした皇居参観。
丸の内のビル群を抜け
皇居に向かって歩いていく。。。
視界が どんどん広がり
松の緑と 青い空に 一気に
ひとり盛り上がる~。
桔梗門から見えるのは 富士見櫓。
右に行くと 大手門で
皇居東御苑は 平川門とか 他からも入れますが
丸の内側から行くときには
この大手門から入ることができます。
この東御苑は 皇居の附属庭園で 無料で入ることができ、
もともと江戸城があったところ。
天守閣のあった天守台や
あの松の廊下や 大奥のあった場所なども見れますよ。
今回は 皇居内の参観ですので 桔梗門に。
事前に申し込みが必要で 予約済み。
10時からの参観だったので
30分前に到着。
個人での申し込みと 団体での申し込みに分かれて並び
桔梗門入口で 警察官の方の指示のもとに
開門を待ちました。
わたしの後ろには
春休みで高校生と中学生のお嬢さんたちと ご両親。
この参観のあと 靖国神社にもお参りされるらしく
お嬢さん二人に向かって
靖国神社の存在や
お父さんなりの戦争に対しての意見を
実に わかりやすく 日本人としての意識を持って
説明していらっしゃって ちょっと感動~。
ああ~ こういう風に後世に伝えていかなくちゃいけないなあと
いったい どんなお父さんかなあと
さりげなく振り返ると。。。。
あ~あ お嬢さんたち 二人とも
携帯いじって 聞いてるのか 聞いてないのか。。。
お父さん 大丈夫!
私は かなり感動しましたよ~!!!
めげないで~。
10時前になると
門が開き
宮内庁の方が4人 出てこられる。
もう この時点で テンションの目盛り 急上昇~ ↑
お顔立ちも やはり公家のご出身というような方ばかり。
そのあとには 皇宮警察の黒いパトカーが出てきて
警備態勢に。
許可証 チェックの後 順番に 桔梗門入口から
入城していく。。。
今日の参観は 300人ちょっと。
平日なのに すごいわ~。
ほとんど 団体客の方が多く
しかも ご年配の方が ほとんど。
窓明館 という建物の中で 20分あまり待機。
その中には
売店もあって ここでしか買えない商品もあり
店内は 大繁盛~。
菊の絵と 桐の紋の包装紙に またまた 萌え萌え~
買ったのは 菊のご紋章のおまんじゅう。
わたしの周りの ご年配の方たちに喜んでいただけると思って
何箱も 買って帰りました。
そして
小さい頃 旅行に行くと
必ず押していた 懐かしのスタンプを ポン!
ベタな行動の連発!
ハイテンションな証拠だわ~。
持ってきた荷物や 売店でお買いものした紙袋等は
無料のコインロッカーに 入れることができ
手ぶらで 外の集合場所に並ぶ。。。
この建物は 元枢密院庁舎で
今の 国会議事堂は この建物を参考に設計されているそうです。
やっと スタート~。
決められた4列を守って
歩きはじめてすぐに 石垣。
これは 江戸時代からそのまま残っていて
よ~く見ると 丸に十字の紋。
薩摩の島津藩のもの。
当時 この石垣を 島津藩が担当して築いたとのこと。
そして これは 外苑から見えてた 富士見櫓。
こちらも 江戸城の遺構としては もっとも古いものだそうで
この石垣を築いたのは 加藤清正とのこと。
加藤清正と言えば 朝鮮出兵での虎退治。
そして 明治神宮でパワースポットと言われている
自ら掘ったと言われている 「清正の井 きよまさのいど)」。
名高い武将であるとともに
「築城の名人」とか 「土木の神様」とも言われ
熊本城や 名古屋城
そして この石垣も築いたらしい。
この櫓から 歴代の将軍が
富士山を眺めたり 両国の花火を観たそうですよ。
隅々まで きれいに清掃してある中
ゾロゾロ歩いていくと
宮内庁の庁舎。
堂々たるもの!
わたしの申込書 ここに届いたんだわ~。
そして 次に見えてきたのは。。。。。
宮殿の 長和殿。
お正月の一般参賀や 天皇誕生日に
この正面のバルコニーに お出ましになり
手を振って下さる あの場所です!
南北 約160メートル!
この東庭は 一度に2万人も収容できるスペースとのこと。
一般参賀の際には
バルコニーには 特別 お立ち台を設置されるそうで
石畳が白くなっているところがありますが
あの場所から前はダメ。
ここから後ろに立って 謁見しなければならないそうです。
この長和殿の建物の後ろには
儀式や行事が行われる 正殿。
そのまた後ろには 天皇陛下のご公務の場所 東御座所が。
いつか 一般参賀に訪れたい!
長和殿の横の この刈り込みも 見事でした。
二重橋を渡り
いつも あの向こう側から ここの場所を眺めていたけど
そこの場所に 今 自分が立っていることに また感動~。
この橋を渡ったところで Uターン。
ここから先は 天皇陛下のお住まいになる 吹上御所へと続くので
立ち入り禁止。
画像に写ってはいないけど ちゃんと警察の方が
警備なさってます。
Uターンして また二重橋を渡ると
左手に 伏見櫓 。
3代将軍 家光の頃
京都の伏見城から 移築されたという 伏見櫓。
このクラシックな外灯と 溶け込んでました。
やっぱり 昔のデザインは いいなあ~。
そして 先ほどみた長和殿を 通り過ぎ
左に曲がって 北車寄せ。
国賓の晩さん会など ここから出入りされる場所なのだそうで
内閣発足の際
首相官邸の赤絨緞の階段で 記念撮影されますが
あのあと ここでも
そして 庭木の美しい 山下通りを下り
桜並木も満開。。。
この樹木の向こうには
皇居の水田があるそうです。
わかるかな?
ここにも 皇宮警察の方が しっかり警備。
私たち 何も悪いことしませんから~!!!
桜と 紅葉の色の コントラストが
とってもキレイ~。
お花見もできた この山下通り。
両陛下も ここの桜 ご覧になられるのでしょうかねえ~。
そして いよいよ
参観も終わりに近づいた時
ここにも 皇宮警察のパトカー。
昨年
天皇陛下のお見舞いの記帳に行ってきた京都御所でも
この車で 砂利道を パトロールしてました。
その横で ボランティアの勤労奉仕のみなさん。
ご休憩中。
お疲れ様です!
このほかにも たくさん いらっしゃいましたよ。
いつか 勤労奉仕にも 参加してみたいと 心に誓う。。。
「私って もしかして皇室ファン?」と 気が付いたのは
実は 10数年前のこと。
年を重ねてきて
日本人という意識も日増しに強くなってきているせいかもしれませんが
もう一つの理由は
生まれ育った玉造温泉は
私が 小さい頃から
実家の斜め前や 100m先の旅館に
昭和天皇、現在の天皇陛下、美智子様をはじめ
ご皇族の皆さま方が
よくお泊りになっていたので
そのたびに 日の丸の旗を振って お出迎えしたものでした。
そういう点では
私の周りを見渡すと
私って こういう経験が多いんだ~と気づき
大人になってからも
三笠宮殿下にも お話をさせていただく機会もあったりで
ますます ヒートアップ!
高校生の頃 国体出場の際
昭和天皇の前を 島根県選手団として行進、
そして 整列してから お言葉を承ったとき
なぜか 私だけひとり 涙が止まらなくて
当時 チームのみんなから 「なんで? なんで?」。
これは 人より涙腺がゆるいのだろうと解釈していましたが、
だけど 最近 やっと気が付いた!
昭和天皇の神々しいお姿を謁見でき
思わず涙が溢れ出たことと、
私が毎年 参拝している伊勢神宮の内宮のご正宮の前で
毎回 涙が溢れてくるのと
繋がっているんだわ~~と。
皇室と 伊勢神宮。
天皇陛下と 天照大御神。
ふ~む 「 これは やっぱ 深いわ~ 」 と ひとり納得。
ますます 皇室ファンまっしぐらの
皇居参観の巻 でございました~。
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