やって来ました 大阪城!
旅ガール(?) 2人組!
朝 4時半起きで 大阪に~。
日帰りなので またまたハードスケジュールですが、
今から考えてみれば
一泊して 朝一番で帰ればよかった・・と後悔。
そうすれば 夜 ゆっくりと食事をして楽しめたかも。
太閤さんのお膝元 大阪城へ。
「 大阪平成中村座 」
やっと観れる~!
ずーっと何年も前から 観たくてたまらなかったこの大歌舞伎。
梨園のプリンス達に会えるので
肉食系旅ガールズは ワクワクドキドキなのでした~!
思ったより早く 会場の西の丸庭園に着き
私達の目の前を横切って
足早に芝居小屋の 関係者入り口に入っていく人。。。
あれは 中村師童さん ではないですか~!
きゃあ~!
2人とも テンション ↑ で 盛り上がる。。。
舞台裏。 大道具さんたちが 準備に追われていらっしゃいました。
開場の時間までベンチに腰掛け ベラベラとおしゃべり。。。
着物姿や ド派手なスーツ姿のご婦人が目立ち、
年齢層もやっぱり高い。
開場lとともに
予約していた幕間に食べるお弁当を 受け取り
グッズ売り場をうろつき 芝居小屋の中へ。。。
とっても感心するほど 丁寧なスタッフのみなさん。。
帰るときまで 素晴しい応対をしてくださった。。。
お花がたくさん届いていて
「森光子さん」をはじめ 胡蝶蘭が お花屋さん以上に並んでる。
お手洗いに行くとき 吉本の芸人さんとすれ違ったけど 名前が思い出せない。。。
え~と 私たちの席は~と。
なんと 舞台の中の席。
幕を閉じても 役者さんの行動が 逐一見える!
幕が開く前にスタンバイされる姿や 何度も繰り返し練習されている風景や
閉じた後で ホッとされる瞬間まで。。。
ステージ上に席がある・・・・と言った方がわかり易いかも。
SMAPのアリーナ最前列どころではないのです~!
幕が閉じれば 他の客席と舞台が遮断されるけど
私たちまで舞台側で 客席が見えず 役者さんたちとの一体感のようなものが
(勝手に)生まれてくる。。。
一緒に行った彼女が とても感激してくれた。
役者さんと1~2メートルの距離!
しかも最前列!!
いい席 当ってよかった~!!
ひとつの演目が終わり、幕を閉じた後
師童さんに手を振ると こちらを見てお辞儀をして下さったし、
中村扇雀さん もこちらを見て微笑んで下さり
勘三郎さん も。。。。
まさに 目がバッチリと合うのです!!
今回 一番価格の高い席は 舞台正面で 2階の一番奥の席。
お大尽席と言って
豪華絢爛な もみじが描かれた屏風の前にある席。
きっと ご贔屓筋の方たちばかり?
(熊取)
正面から観るのがいいかもしれないけど
ある意味 私たちのこの席は一番 おいしい席ではないの~~!
あとで わたし達の隣に座っていらっしゃった方たちとお話したとき
この歌舞伎の醍醐味をいろいろと教えてくださった。
演目によっては こちらの席に向かって
役者さんとの掛け合いがあるらしい。。。。
1番目の演目の 「熊谷陣屋」
源平の 一の谷の合戦の敦盛の首を討ち取った様子を語る物語なのですが
三田寛子さんのご主人の 中村橋之助さん 演じる ”熊谷”。
とても迫力あり 奥の深いお話で 話の展開に 涙がポロポロ。。。。
師童さん 義経姿で登場でした。
見得を切る度に 会場から いいタイミングで 「成駒屋!」 「萬屋!」。
2番目の演目は 「紅葉狩」
勘三郎さんのご長男の 勘太郎さん の女形。
小さい頃 この兄弟の泣きながらの厳しい稽古の風景は
TVのドキュメントでご覧になった方も多いことでしょう~。
なんだか その幼かった姿とダブって 大きく成長された姿を見ながら
「伝統を背負うって大変なことだろうなあ。。。」と
親戚のオバチャンでもないのに 何故か感動してウルウル。。。
そんな時 隣の彼女が プッ!と笑ったので
なにかと尋ねたら 幕間のお弁当を食べた後
自分が眠たくなったので客席を見回し
こっくり眠っている人を見つけては楽しんでいたらしい。。。
のぞいてみると
ホント~! 一番最前列で 3人も寝ていちゃあ ダメダメ!!
勘太郎さん
素晴しい舞いを披露してくださいました。
最後に 舞台の奥の壁が開き、ホンモノの大阪城がドーンとお目見え!
会場は拍手大喝采~!
3番目の 演目 「封印切」
ここで 初めて勘三郎さん登場!
やはり 会場が一気に盛り上がる。。。
次男の 七之助さん も遊女役の女形。
なんとも 艶やかで キレイな指先で しなやか~。
女性である私 劣等感に苛まれる。。。
扇雀さんも 橋之助さんも またまた登場。
橋之助さん ス・テ・キ~!!
置屋の遊女の身受け話をめぐって 旦那衆の金銭がらみのストーリー。
最後は 哀しい結末で。。。
花道が目の前だし 役者さんの汗から 息づかいから
臨場感たっぷり~!
三味線 長唄 鳴物 浄瑠璃などの皆さんと役者さんとの
息の合ったこの大歌舞伎、 大満足で芝居小屋を後にする。。。。
小さい頃 母に連れられて 藤山寛美さんの舞台を よく道頓堀の角座に連れて行かれたが、
何度も目にしたあの花道 。
みなさんの拍手に包まれ登場したり 見送られたり。。。
ふと 自分の人生をあの花道に例えて感慨にふけった。。。
う~ん 30過ぎまでは拍手してもらう機会があったような気がするけど
その後 とんとご無沙汰?
バックオーライ!で また歩けるものなら歩きた~い!
時間は限られているけど
せっかく ここまで来たんだから。。。と 大阪城の天守閣に登ろうと提案。
吹き渡る風が 心地よい~!
中村屋は ルーツを辿れば
豊臣秀吉の家臣だったらしい。。。
天守閣から さっきまでいた「平成中村座」の 芝居小屋を見下ろす。。。
(遠くに見えるのは 豊国神社 豊臣秀吉が祀られている。七五三のお参りも多かった。。)
そのあと 淀屋橋まで 水上バスのアクアライナーで 移動。
この計画を思いついた時 最終の17:00出港に間に合うか
とても心配だったけど 余裕で大阪城港に 到着!
このアクアライナー、 パリのセーヌ川めぐりの船とそっくりでオシャレ~。
天井まで ガラス張り!
川面がとても近くて 時間があったら周遊したいほど。。。
帝国ホテルの食事つきのコースもあるらしいですよ~。
淀屋橋港に到着し
お次の目的は Uポンテヴェッキオ!
大阪でイタリアンと言えば ポンテヴェッキオとも 言われている。
オーナーの 山根大助さんは みなさんフルネームで覚えているほど。。。
随分前に何度か 梅田のお店には通ったけど
その後 私も 違うイタリアンのお店に通いだしたりして
久々の ポンテヴェッキオ。。。
しかも このオフィス街のUポンテヴェッキオは 初めて。。。
18:00 オープンまで 30分ある。
彼女の大好きな スタバで お茶を。。。
これも 予定通り。
この間のおしゃべりで 彼女のスタバ信仰心の厚さ、よ~くわかった。
おしゃべりは尽きないが オープン直後のお店に向かう。。
ゴージャスな店内で
カウンターがUの字になっている。。。
これは 図太いこの私でも 一人だったらちょっと入りにくかっただろうなあ。。。
2人で来て よかった!
時間があったらゆっくり食べたいけど なんせ日帰りなので
大急ぎで 食べる食べる~。
ボッタルガ(からすみ)たっぷりのパスタ ほんと美味しかった~。
紅ズワイガニも入ってました~。
カウンターの中のイケメンのお兄さんが (注・・・イケメンって書いて!って本人に頼まれたので)
いい感じの距離感の接客で
彼女も 米子に帰りつくまで ホント 美味しかった~と何度も繰り返し
とっても気に入ってくれて また行きたい~!と。。。
そうでしょ そうでしょ!
大阪平成中村座 → 大阪城天守閣 →クルーズ → 大好きスタバ → Uポンテヴェッキオ
我ながら 効率よくまわれて 大満足のこの日帰りコース。
そして
米子に 23時に到着!
ここで 日帰りの旅ガール、
魔法がとけて
洋服売りのオバチャンに。。。
土日には たっぷりの入荷商品を思い出し、
遊んだ分だけ 頑張らなくっちゃ~と
現実へと戻っていったのであります。。。。
ポートベロー 松江店
OPEN 11:00 CLOSE 19:00
松江市天神町136 TEL 0852-27-5720
[定休日 水曜日]
ポートベロー 米子店
OPEN 11:00 CLOSE 19:00
米子市立町4-105-11 TEL 0859-31-2573
[不定休]
e-mail: dejavu@titan.ocn.ne.jp [松江店]
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