米子店の隣に

オシャレなメガネ屋さんが　オープンされて喜んでいたのに

去年　閉められ　そのままになっていた。

お店を広げようかと思ったりもしていたけど

入店者の方が　決まって

先日　挨拶に来て下さった。

なんと、　ドーナッツ屋さん。

「フロレスタ」という　フランチャイズで

おいしさを優先した上で、できるだけ国産、有機の材料を使ったドーナツとのこと。

甘党の私が　呼んでしまったのか、とうとう隣に・・・。

松江や出雲でも ＴＵＬＬＹＳ （タリーズ）を経営されているらしい。

３月中頃のオープン予定。

そこで

今日は　甘～いお話。

この世の中に甘いものがなければ

きっと私は　４，５キロは体重が軽いはず。

和菓子をはじめ　本当に甘いもの大好き!

「きっと　私は　疲れているんだわ！」・・・と

自分に言い訳しながら食べる毎日。

今日は　洋菓子編。

甘いもの苦手な方は　最後までお付き合いいただけるかどうか～。

フランスのカヌレ、

イギリスの　ファッジ、

そして　マカロン。

甘いもの大好きな私がランク付けした　ヨーロッパ三大スイーツ。

マカロンこそ　最近はブームで見つけやすいけど

カヌレと　ファッジは　根性でとことん探してゲット。

カヌレは　初めて食べたのが　２０年ちょっと前。

もともと、フランスのボルドー地方の修道院で作られていたというお菓子。


東京でも何回か見かけて食べたけど　

大きさがひとまわりくらい小さくて　とても割高。

４～５年前に　やっと神戸で美味しいお店を見つけ

これで　ひとまず安心。　

私のお気に入りのお店として　キープ。

神戸に行くと　必ず買って帰ることにしている。

フランスのパン屋さんのＰＡＵＬ（ポール）が

日本にも出店しているので

ＰＡＵＬ に行けば　よほど遅い時間でなければ　大抵並んでいる。

関西方面では　大丸デパートにテナントで入っていることが多いですので

一度トライしてみてはいかがでしょう。

そして

ファッジは　１０年近く前　お客様さまからイギリスのお土産にもらい

あの甘～いキャラメルのような味と　食感に感激！

東京　大阪でも探すけど

その当時　日本には入ってきていないことがわかり

数年前には、イギリスから取り寄せたりもした。

ネットで探しても　見つからなく　レシピはたくさん記載されているけど

やっぱり　ホンモノのファッジが食べたい。

ケーキ屋さんのオーナーのお客様に　この話をしたら　

「今　うちで働いている子が　海外で修行してきたけど

一度試作品で　作ったことあったけど・・」と言われたけど

商品化までにはいかなかったらしい・・・。

イギリス人の母を持つカナダ人のシェリーに話すと

「ああ　それは　イギリスの伝統的なおやつで　よく食べていたよ」　ということで

バニラ味だけでなく　いろんな味のファッジを作って来てくれたことがあった。

コレが　また素朴で　ざらっとした舌触りで

まさに私の求めていた味だった・・・。

昨年ロンドンに行ったときも　

普段のおやつと言うくらいだから　スーパーマーケットで探したり

お菓子屋さんで探したけど見つからず

なんと　老舗高級デパートのフォートナムメイソンで見つけ、

お手軽なおやつのはずが、高級菓子のような値段で買うことになってしまい

持ち帰った。もちろん高いだけに　上品な味のファッジだった・・・。

なかなか手に入らないので　本日　ご紹介できないのが残念！

そしてマカロンは　

ブームもあって食べる機会は多いけど

約１５０年前創業のパリの由緒ある老舗サロン・ド・テの「ラデュレ」のマカロン。

これは　本当に本当に美味しい・・・。


５年位前に　パリのお土産でもらってから　それから３度いただく機会があって　

たちまち虜になってしまって・・・。

ここのマカロンは　

１年半前に、銀座の三越２Ｆに　日本初上陸して買えるようになったけど

毎日　パリから空輸されているらしい。

昨年　パリに行ったときも　シャンゼリゼ通りのお店に行き、

２階の　敷居の高そうな重厚な雰囲気の中で食べ

しかも　甘いココアと一緒に食べたというくらい甘いもの好き。

３日以内に食べてくださいと言われ

しかも　粉々になりやすいので迷ったけど

帰りの飛行機の時間が迫る中

やっぱりお土産に買わなくっちゃと決断。

市内に何店舗かある中のお店に　

めったに走ることのない私が、全速力で走っていき、

砕けることがないように　大切に大切に持ち帰った・・。

今は　シャルル・ド・ゴール空港内に　ショップができたらしいけど～。

フランスの　ピエールエルメや　ダロワイヨなど

いろいろと有名なお店はあるけれど　

やっぱりマカロンにかけては　ラデュレ贔屓かな～。

そのマカロンが　

大阪心斎橋の大丸百貨店で　期間限定でコーナーができていると聞き、

それは　絶対ゲットしなくては・・と。　

しかも２月末まで・・・。

たまたま所用があり　大阪に出かけ、

マカロン売り場の行列に並んでいると　

やはり値段の高さに躊躇して

値段を聞いて　買うのをやめる人が行列から外れていかれ、

思っていたより早く買うことができたけど、

パリのように　たくさんの色のマカロンは並んでいなくて　とっても残念！

でも　やっぱり　美味しさは極上！

お客様にと持ち帰り　

一緒にお茶を飲みながら　

初ラデュレの味は？　と　顔を覗きながら聞くと

皆さん　「ワァ～　これすっごく美味しい～！！」と　目を真ん丸くしながら

感激してくださる。

そうでしょ、そうでしょ、ちょっと違うでしょ！！　と　私も大満足。。

味の深さが　違うのです・・・・・。

今日のお客さま方、

いいタイミングでおいでいただき、良かった　良かった！

そしたら

作家の村上春樹さんの奥様と仲のいいお客様が

”村上さんからのいただき物で　お裾分けだけど・・・”と　

さらに　甘いものの差し入れ。

それはまた　貴重なものをいただき、大感激！


南青山のアニバーサリーというお店の

メルヘンな容器に入ったナッツ入りの塩チョコ。

これまた　甘さ加減が程よく

なかなかやめられない、とまらない・・・。

ハワイ帰りの友人からは　パイナップルのクッキーのお土産。

サクサクとなんともいえぬクラシックなクッキー。

また　美味しいんだなあ　これが・・・。

このクッキー　ハワイでは有名らしく　２回目のお土産。

今日も　ハワイ通の方にお出ししたら

「これ　ハワイのクッキーでしょ？」と　早速ピンポ～ン！


ついつい甘いものに手がのびてしまう　この手。

もう自力では　とめられないので

ホント、だれかにとめて欲しいくらい・・。

このままじゃあ

自分の体形にも甘すぎて、

お店の服が　ますます着れなくなってしまうので～～！！！

あっという間にもう２月！

そして　今日は大安であり、「ついたちさん」。

月の始めの日を、「ついたちさん」と言って

昔から　商売人や職人にとっては大切な日とされています。

いわゆる　年の初めに　１年の計は元旦にあり。

というようなもの・・・。

この「ついたち」の日には

自分なりに　いろいろと験（げん）を担いで、

お店のオープンの１１時までに　自分なりの「おまじない」に

バタバタするのが　この10数年恒例となっています。

あのイチローでさえも

球場入りする前には

毎日同じ味で　同じ具の入っているカレーライスを

必ず食べて試合に臨むというそうで・・・・。

商売をしていると

集金などの支払は　午前中はもってのほかとされ

支払事は　もちろん午後から・・。

階段に腰掛けると　商売がうまくいかなくなる・・・

仕事前に裁縫をすると　客足が減るなど・・・・・。

でも　こういうことを言ってくれる人も　今では少なくなってきたり

また　それに耳を傾ける人も少なくなってきたりで、

どんどん時代によって　薄らいできているのが現実。

こういったことを　お勤めされているご家庭で育たれた方は　

ご存知でないかと思いますが、

地域や　職業によって　言うことはさまざまで

商売の家で育ち　後々商売に携わってきたので

いろいろとうるさく言われ続けた結果、

いまだに　そういったものがどこかに染み付いてしまっています。

そこで

私の「ついたち」の「験担ぎ」の一部ですが

この２年ちょっと前から

新たに加わった　美保神社参拝。

今朝も　お参りしてきました～！


『　鳥居をくぐり　振り返ると　港にたくさんの漁船　』

島根半島の東の先端近くにある港町に

その美保神社はあります。

御祭神は　三穂津姫命（みほつひめのみこと）と 事代主命（ことしろぬしのみこと）。

わかりやすく説明すると

出雲大社の　大国主命（おおくにぬしのみこと） のお后とご子孫にあたられる神様。

事代主命は、「ゑびすさま」と呼ばれ

漁業・商業を始めとする多くの生業の方たちの守護神として

親しまれているのは　みなさん　ご存知ですよね。

この美保神社は全国各地にある　「ゑびす社」3385社の総本社であり

やはり　神話の国には　立派なお社がたくさん祀られてあるのですね～。

商売している人は　何が何でも行かなくちゃ～！

美保神社も「月首祭　（げっしゅさい）」と言う

月初めのお祭りがあり、

私は　毎回　それを見届けて参拝を終えることにしています。

今日も

手水舎で　手を清めていると　太鼓の音が聞こえてきて・・・・。

ああ　急がなくっちゃ！

宮司さんを筆頭に　禰宜（ねぎ）さん　権禰宜（ごんねぎ）さんが　現われ

最後に巫女さんが・・・・。

宮司さんたちの烏帽子姿も　凛として素敵だけど

私は　この巫女さんの　小袖（白衣）に緋袴を見るのが　とっても楽しみなのです。

白と赤。　とても鮮やかなコントラスト。

そういえば　日本の国旗の日の丸もそうですね。

きっと

巫女さんの装束姿は　女性の憧れの衣裳のひとつ。

話は戻って・・・。


次々と出てこられた　宮司さん一行は　本殿を横切られ

右端の　お祓い場に・・・。

そこで　５分あまりのお祓いの儀式をすまされ

１列になって

本殿の正面へと向かって行かれます。

最初　神聖な儀式の最中に写真を写していいものかと　迷っていましたが、

ＯＫだということで　遠慮がちにシャッターを・・・。


本殿の中は　うっすら　ほの暗く

粗めに編んであるゴザのような敷物の上に皆さん　お座りになられ　

すぐさま　三宝（さんぽう）にのった　お米やお神酒など　お供え物が

本殿の奥の階段へと運ばれていきました・・・。

宮司さんの祝詞(のりと）が　本殿中に響き渡り

そのあと　巫女さんお二人が舞いを披露されるのです。


この舞いを見たさに　頑張って早起きしてのお参り！

巫女さんの頭には　「前天冠　（まえてんかん）」　という金色の冠。

左手には　青々とした榊（さかき）。

右手には　「神楽鈴　（かぐらすず）」　に　きれいな色の「五色緒　（ごしきお）」が垂れて・・・。

踊りの最中　ずーっと　シャンシャンシャン～♪　と　軽やかな鈴の音が

とても心に響いてくるのは　きっと私だけではないはず・・・。

この音色によって　けがれた心を洗い流してくれるかのよう・・・。

・・・・・と思って　周りを見渡すと

他の参拝者の皆さん

この舞いを目の前にしながら　手を合わせ　お願い事をされたら

さっさと帰っていかれるのです。

いや～　不思議、不思議。　もったいない！　！

結局　３０分あまりの儀式　わたしの独り占め状態。

毎回　そうなのです。　

こんなに　清々しい気持になれるのに～。

そして帰り際　

おみくじを引いたら

去年に続き、縁起のいい「おたふく」が入っていました～♪


う～ん　しもぶくれ加減が　とても他人とは思えない・・・。

おたふくは　「お多福」とも言うしぃ～。

これは早速　お財布の中に入れなくては・・・。

超ご機嫌な気分で帰り、

あと残りの「おまじない」を済ませ、

お店を開けたのでありました・・・・・・。

あっ　そうそう

実はわたし、

憧れている衣裳は　巫女さん姿だけでなく、

もうひとつあるのです・・・。

それは　セーラー服！

ここだけ読むと　年甲斐もない怪しげなコスプレの怖～いお話・・・・・。

ですが、

　

小　中　高と　ブレザーにリボンやネクタイといった制服ばかりだったため

あの夏のセーラー服に　心の底から憧れタップリなのです。

その他　世界各国の民族衣裳も興味ある分野。

タイ、ラオス、ベトナムの山深い少数民族の衣裳や　ベトナムのアオザイ、

インドのサリーは　着ることもなく大切に保管し、

時々取り出しては　鏡の前で一人で試着するコスプレオタク！？

まだまだ　ボリビアのスカートのポリュラや　ケニアのカンガ、

スイスのヨーデル姿など　世界にはカワイイ民族衣装がいっぱい！！

でもなんと言っても　女性の憧れる衣裳Ｎｏ１は

やっぱり純白のウエディングドレスかな～　♪♪♪

女性にしか着れない　憧れの衣裳の数々。

　女性に生まれてきてよかった！と思える瞬間ですね！

　　そう思うと　

　　　頑張ってオシャレして　年を重ねていきたいもの。

そんなときには 迷うことなく

”大人可愛いオシャレの提案”を続けている　当ポートベローに～♪♪♪

・・・・・とまあ　お店の宣伝で　〆たりなんかして・・・・。